アルバム感想(温)

My Favorite Music

「2021年8月ベストアルバムTOP10」感想

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私が洋楽にハマり始めたのは2016年3月に聴いたHundred Watersがきっかけなのだけど、それと同時期にのめり込むように夢中になってたCHVRCHES、Deafheaven、Bon Iver (Big Red Machine)など、今月は私にとって嬉しいバンドの新譜が目白押しな月だった。。。「これは3位くらいかな~(^^)」って思ってたアルバムも、ランキングにしてみたら9位とかになっちゃった 笑。

今月の素晴らしいアルバムたちTOP10の感想をランキングで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10. Sun Starter - "Summer of Bugs - EP"

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ギラギラした夏の世界で出会う、胸を引き裂くセンチメンタル

 夏が来たら、私は必ずOso OsoBeach Slangなどのパワフルでフレッシュなロックを聴く。またはReal Estateなど蜃気楼に溶け込んでくような優しいインディーロックのやつも聴く。夏のことをもっと大好きにさせてくれる、私にとって珠玉のサマーチューンたち。Sun Starerの『Summer of Bugs』もそれら同様、私の夏を最高にさせてくれる、私にとって特別なEPなのだけど、それは私が今までに聴いていたものと少し違っていた。私にとって2021年の夏は、一味違うものになった。クリーントーンのギターサウンドはとても眩しくて、皮膚に紫外線が当たるようなギラギラした熱の感覚を帯びている。ドラムもアタックのあるアクティブなノリが表れてるし、ロックとしてのモチベーションをしっかり持ってるイメージ。それなのにSun Starerは、そんな夏らしいギラギラした暑さの中にも何か優しいものが存在しているということを教えてくれた。夏の世界の中で、胸が引き裂かれるような強烈なセンチメンタルと出会えた。ポジティブなエネルギーをチャージできるサマーチューンでありながら、情緒豊かな風景画のように奥が深い。もうすっとずっと感動しまくる。2曲目のTrippingは、今年の夏を決定付けた私にとってかけがえのない思い出の曲。日差しが優しく照り付けるような感覚を与える微ノイズのソフトシューゲイザー。満たされるようにメロディックな温もりが、曲が持つ解放的でシャイニーな心地よさに寄与していく。エネルギッシュな夏のことを、こんなにもは儚く思ったことはなかった。ギラギラした夏の世界の中に、こんなにも風情溢れる美しさがあることに気が付かなかった。それは、コロナ禍で一人の時間が必然的に増えた、自分が無意識にため込んだ寂しさのフィーリングとも強いシンクロを発生させる。私にとって特別な2021年の夏、それを象徴付けるアートワークの小さな虫、『Summer of Bugs』。もう素晴らしすぎるって思う。Oso Osoみたいにフレッシュ&パワフルなロックも最高だけど、Sun Starerのこちらも何度もリピートしたくなった。コンセプト的にもEPでミニサイズなのがぴったりだったかもしれない。

1曲目のMonth of Sundaysも超名曲。煌めくクリーントーンが揺れる生粋のインディーロックソング。ギターのちょうどいいザクザク・シャキシャキ感といい、とても夏に似合うサウンドがしてるけど、それらが少しメランコリックな温度感の中で鳴らしてる感じがほんとに大好きだった。この冒頭だけでとことん惹かれる。不純物のない洗練された仕上がりの感じだし、インディーロックファンにはたまらない曲じゃないかなって思う。

情緒豊かな風景画のような音楽、例えていえば"夏版Pinegrove"って雰囲気も私的にはあったかも。(私の中ではPingroveは完全に春の音楽。)アクティビティのあるノイズロックで、切ない風情が濃いロックでもあるということ。収録されてる5曲全曲が最高、テーマもツボ、身の周りの友達におすすめしまくりたい作品だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9. Foxing - "Draw Down the Moon"

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「初めて生きていることを実感した」

 エモ、それは一般的なロックの感情放出よりもう一段階レベルの高い感情の放出で、生きてる喜びをさらに全力で体現するみたいな音楽。前作Nearer My God (2018)の衝撃的なよさが記憶に新しいFoxingは、パンク系The Hotelierやポストロック系TWIABP&IANLATDなどのエモとは違って、もっと苦悩などの暗いフィーリングを抱えた雰囲気と、それらに打ち勝つような華々しさとドラマチックさを持ってるタイプのエモを確立してたと思う。今作Draw Down the Moonは、それらのFoxingの特性を残しつつも、もう少しウェットに沁みるような、音楽のトーンが明るく、温かみも強く、メロディックでポップなよさの部分がより光ったような作品。2曲目のGo Down Togetherとかとても新しい...。まるで泣いてるのかって思うくらい表現力の高いConor Murphyの歌が、ディスコパンク~ダンスポップの音楽上でノッてるみたいな曲。彼ら特有の暗いフィーリングの影とか、華々しさ・ドラマチックさだけでなく、エレポップ性を感じさせるもっとキャッチーなフレーズを持っていたり。今までのFoxingにはなかったカラフルなエモーションが強くて、不覚にもキュンキュンしてしまった...笑。思えばNearer My God (2018)でもTrapped in Dillard'sとか可愛い系のフレーズは持ってたけど、こちらの方がもっとダンサブルで明るくハッピーな印象がある。今まで自分が持っていたFoxingのカッコいいイメージが少し崩れるようなバランスのおもしろさ、こちらもすごくすごく最高だって思った。それらと同じ系統で、Cold Blooded (M8)やIf I Believed In Love (M9)なんかも聴きやすい。アルバム単位で言ったら、どんよりと暗い初期の頃の作品よりも私はこっちの作風の方が気に入ってるかも 笑。

私的に、今作のよさにウルトラハイパー貢献してるのが、やっぱり間違いなしで3曲目のBeaconsではないかと思う。「私8月入ってからこの曲しか聴いてなくない?」って錯覚するくらい、マジでいつまでもリピートしてる曲 笑。暗黒を切り裂く光と華、ドラマチックなストーリー性、それらの爆発的な興奮...。Beaconsのメロディーは、それらのFoxingの美点を100%, 120%引き出すみたいに完成されてる。これはすごくヤバい。。。今作におけるメロディックでポップな部分が1番発揮されてる感じ。これを聴くと、自分の喜びも悲しみも全部いっぺんに溢れ出るような、感情がぐちゃぐちゃになるような、そんな凄まじいことが私の中で起きる。サブスクで気軽に摂取できるような4分未満のトラック1つで、こんなも心が揺さぶられるなんて...。「残してきた恥の烽火、初めて生きていることを実感した (Beacons of that shame, left behind, For the first time I feel alive)」とか、リリックのインパクトも強烈。個人的にはこういうセンスほんとに大好きすぎてます,,,笑(とてもとてもカッコいいって思う。)メロディーが上質なのが特に素晴らしかった。

楽曲後半で火を吹くみたいに音楽が激化して「うおー!」「待ってましたー!」ってなる1曲目の737とか、今作のタイトルトラックであるDraw Down the Moon (M4)ももちろんよかった。やっぱり、今にも泣き出してしまいそうなConor Murphyの歌のあの感じがすごくいいなって思う。聴いてるこちらまで泣き叫びたくなってしまう。何よりめちゃんこカッコいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8. Deafheaven - "Infinite Granite"

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この作風にしか描けない、胸が締め付けられるDeafheavenがある

 『怒りとは、ある現実を拒絶するときの感情』、ポストブラックメタルのDeafheavenが過去3つのアルバムにおいて提示してた泣き叫ぶような怒りは、何か美しくて大切なものや、それらに対する嬉しい気持ちに耐えられなくなったときに生まれるような感情として捉えられたと思う。つまりそれは、『あまりにも美しくて、嬉しくて、私はその現実を受け入れられない』という怒り。壮絶で、強烈で、もはや想像することも不可能なエモーショナルさ。Deafheavenというバンドが持っている視点や、彼らが表現したいと思っているもの全てたまらなく大好き。そんなDeafhevenの最新作は、嵐のような悪天候の雨の轟音とは少し違う、天からのお贈り物として享受したくなるような尊い雨の轟音が終始降り注ぐ、神聖で、解放的で、最高に最高に気持ちいいシューゲイザーの作風だった。従来の諸作品が持っていた"激"と"激"の間の癒し的なシーケンスのパートをもっと抽出して構築したようなイメージ。繊細な描写重視の大迫力な音楽であることは変わらず、メタル~ハードロックらしからぬ健康的な印象が強いし、なにより音楽が身体にスムーズに浸透するような気持ちよさに特化してる。序盤のShellstar (M1)からため息が漏れるくらいウットリしてた。。。アルバムの最初なのに、突然雨上がりの虹のような景色のシーンで始まって、驚くほど幸福感の高い爆音シューゲイザーが鳴らされる感じ。シャウトを封印した自由な歌声には痛みが一切なくて、おしとやかな気品がひと際目立ってる。これまでのDeafheavenとは方向性が大きく変わった感動だけど、Lantlôsmみたいにありったけの轟音を聖なるものとして扱うようなシューゲイザーで、自分的にはすごくすごくツボだった、、、えぐさ抑えめ、ノリも出てて、音楽の喜びがもっと前面に表れてる。私としてはDeafheaven史上歴代2番目に好きだった。(1位はぶっちぎりでNew Bermuda (2015)

そんな1曲目に心惹かれまくってる状態から、2曲目のIn Blurでもう「あぁ、、、泣」ってなった 笑。一発目から鳴るあのギターの音、ほんとにほんとになんて素晴らしいサウンドなんだろう。。。雨というよりかは雪、もっと言えば宝石が散りばめられるような、リスナーの目を釘付けにする圧倒的な絶景...。この光、この輝き、そしてそれらをサウンドとして鼓膜で受け取っていくときの眼福的な聴き心地のよさ...。そういったものがもたらす絶景の世界が、轟音でもっと強調されて大規模に発展していくわけだから、もう素晴らしすぎるって思う。感動による鳥肌よりかは、音楽の気持ちよさに対する衝撃というところでも鳥肌が立つ。過激な怒りの感情でエモーショナルに訴えかけずとも、Deafheavenはそれに匹敵するほど激しい美しさが描けるんだって思った。むしろ、この作風にしか描けない、胸が締め付けられる儚くて切ないDeafheavenがある。これはぜひとも冬とかに聴きたい。てか早く冬来てほしい。

もちろん、Lament for Wasps (M5)やVillain (M6)のツーバスやシャウトを容赦なく炸裂させるDeafheavenらしいパートの部分も絶対的なよさ。今作は特に、一瞬に咲き誇るみたいに「ここぞ!」という限定したタイミングで効果的に見せ場を発揮できていたと思う。Mombasa (M9)みたいなブラストビートの攻めまくるパートのやつもほんとに最高...。ドラムで泣かせにくるのはもうDeafheavenとGY!BEくらいしかいないって思う 笑。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7. alexalone - "ALEXALONEWORLD"

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光も闇も徹底的に描く

 ヘヴンリーで涼しく快適なネオアコ・ドリームポップから、死の世界へ通じるような地獄的なハードロック・ガレージロックまで、光と闇の二面性を徹底的に描いた2021年におけるエクスペリメンタル・ロックの革命的な傑作の感じ、、、これはすごい!てかマジでめちゃめちゃカッコいいーー!!笑。ポストパンクのシーンとかでも化け物級のバンドって最近はドシドシ出現してると思うけど、その中でもまた違うタイプの化け物感。Electric Sickness (M1)でYo La Tengo系の心沁みる90sシューゲイザーを奏でたと思ったら、Where in the World (M2)でSwansのような闇の深いポストロックに転換したり、Can't Sleep (M4)で背筋の凍る悪魔的な迫力の爆音ギターを繰り出したと思えば、Let it Go (M5)で天へ召されそうになるほど綺麗で尊いフレーズを差し出したり...。とにかく"光"と"闇"の二極がどちらもしっかり確立されていて、音楽の持つカオスのクオリティや、人間の内面の複雑性であったり、芸術が持つ想像・ファンタジーをレベルの高いものに完成させてる感じがする。ほんと、alexaloneってめちゃめちゃすごい。alexaloneのAlexはHovvdyやLomeldaのサポートバンドを務めていた人らしいけど、これほどまでの想像力と表現力を持った音楽家が眠ってたんだって思った。余程クリエイティビティが豊かで、内向的(alone)で、音楽にずっと夢中なアーティストなんだろうって思う。

音楽のカオスのクオリティ、そこに秘められた人間の内面の複雑性って部分にとても惹かれたのだけど、それに伴う形でギタープレイも魅力満点ですっごく最高...!代表的なところだと私的にはUnpacking my Feelings (M3)とか。光と闇に挟まれたようなalexalone特有の世界観の中で鳴らす、スタイリッシュでパワフルなフレーズのやつ。短いパートだけど半端なくカッコいい、、、70sロックンロールを引用したみたいなスモーキーな味わいを持ってるサウンドなのがこれまたいいし、興奮を煽るようなドラムとのコンビネーションとかも抜群。作品が持つワールドの鑑賞以上に、ライブ的な演奏そのものの魅力があった。あとはドラゴンの咆哮みたいなノイズのEavesdropper (M8)のギターもヤバい...。とても臨場感のあるサウンドで、音に込めた怒りの感情とその熱量がもっと強力に伝わってくる感じ。純粋にサウンドメイキング的な点でも天才だって思った。アルバムのコンセプト的にも大好きだし、ギタリストとしても好き。めちゃめちゃハイセンス。

暗黒色をした目を引くジャケットもすごくお気に入りなやつ。光と闇のカオス、"ALEXALONEWORLD"って本作のコンセプトも忠実に表現できてるアートワークだと思う。私は今作はPolyvinyl Recordのメーリングリストで知ったのだけど、ドリームポップ系が王道のレーベルで、こんな闇の深い作品が出るのっておもしろいなって思った 笑。もちろん、光の面も最高品質のサウンドスケープ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6. Cleo Sol - "Mother"

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「天国から直接天使を送ってくれてありがとう」

 つい数日前にTwitterで知ったのだけど、聴き逃してたのを思いっきり後悔するような傑作のジャズソウルだった、、、泣。系統的に言えば高級感のある癒しのフィーリングが強いNora Jones的なジャズの作風だと思うのだけど、Cleoが抱えた思いをより強調するようなピアノの弾き語り系のバラードであったり、Saultのようなスモーキーで濃厚なブラックミュージックのムードであったり、それらを心ゆくまでたっぷり堪能するような長尺トラックで構成されてるアルバムで、ソウルミュージックやバラードが持つ愛情の質が桁違いに感じられた。1時間のアルバムの中で、もはや最高じゃない曲が1曲もないのだけど、3曲目のHeart Full of Loveに関してはめちゃくちゃヤバくて泣いてしまった。「天国から直接天使を送ってくれてありがとう (Thank you for sending me an angel straight from Heaven)」、「愛に満ちた心で、天から祝福された (Blessed from above with a heart full of love)」、子を授かって母親となったCleoが自身の心情を綴った歌。スモーキーで色気のあるムードに包まれたそのメロディーが、自分の子どもに対する愛情を実体化したものだ分かったとき、本当に本当に嬉しくてたまらなくなってた。心の底から羨ましいって思った。内に秘めた誰かへの愛を音楽化して形にすることには、何ものにも代え難い価値があると思う。これを聴いたCleoの子どもは一体何を思うだろうか。そして私の母親も、かつてはCleoと同じように私のことを思ってくれてたのだろうか。Cleoの歌を聴きながらそんなことを想像してたら、本当に涙が止まらなくなる。これはちょっと私にとってツボすぎてた。今年SaultがリリースNineのLight's In Your Handsと同じくらいの神ソング。そういう曲がいくつもあった。

ムーディーでバラードな曲がほとんどの中、動きが活発なDon't Let It Go to Your Head (M7)も超最高だった。こちらはKhuruanginみたいなエスニックなソフトロックで、ドラムやギターなどのアンサンブルがよく発揮されてる曲。高級感のある癒しやCleoの愛情のクオリティはそのまま、他のしんみり系のバラードにはない元気な明るさを放っていて、アルバムのいいアクセントになってる。何よりギターのリフがすごくユニーク...!We Need You (M6)でもギターソロがハチャメチャに上手な感じしたけど、そういう上手さ込みで唯一無二な仕上がりになってるリフだった。Cleo自身の人柄のよさというだけでなく、音楽の表現力も高いということ。やっぱりめちゃ傑作だと思う。

今作はジャズソウルのバラードを一定に維持してるところがあって、何か作業用BGMとかに向いてるところもあったかも。コロナ禍で在宅密度が増えたのだけど、これも自宅でたくさん流したくなるアルバムだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5. Big Red Machine - "How Long Do You Think It's Gonna Last?"

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"大好きの塊"

 Big Red Machineの今作を聴いたとき、スピーカーの向こう側に恵み豊かな大自然が広がってるのかって思った。細部の細部までオーガニックな素材で作られたようなカントリー・フォーク仕立てのオルタナで、エレクトロニックを多用する表現では到達できないリアルな安らぎを叶えるような作品。リスナーの心に突き刺さるようなセンシティビティを創造するBon Iver(Justin Vernon)のアート性、クリーントーンの鮮度を極限まで引き出すようなAaron Dessnerのアプローチ、まさにBig Red Machineならではプロダクションという感じだし、Taylor Swiftがガッツリ入ったfolklore (2020)の拡張版的な一作でもある...。「あぁもうほんとに大好き、、、」って思った 笑。Bon IverのBon Iver, Bon Iver (2011)的な心温まる幻想世界をBig Red Machine的に仕上げたReese (M2)、沈んでいくような重みのあるピアノが至福のリラクゼーションとエモーショナルさを作り出すBirch (M4)、朗らかなカントリーと女性ボーカル(Ilsey)の歌がどこまでもハートウォーミングなMimi (M8)......。どの曲も綺麗な音作りが本当に徹底されていて、リスナーの心を浄化しようとする魔法が込められていて、この世の美しいものを全て愛したくなるような瞬間をいくつも所持してる。一般的な音楽とはもう空間が全然違う。ただでさえ"Justin Vernon×Aaron Dessner"っていう組み合わせがもうチートみたいなのに、Fleet FoxesやSharon Van Ettenらが参加してるのもヤバい...。実際Phoenix (M3)とか、「Fleet Foxesの別格なカントリーをBon Iverが演る」みたいな曲の感じで、よすぎるし豪華すぎるしで「はぁ~~?!泣」ってなってた 笑。まさに私の"大好きの塊"みたいな作品。Anaïs Mitchellの絶大な貢献ももちろん、前作以上にエモいアルバムだった。

今作で自分的にすごくハマってたのが、feat. Taylor SwiftのRenegade (M5)。去年のfolklore・evermore然り、私が1番好きなTaylor Swiftの音楽。Big Red Machineの研ぎ澄まされた純粋なフォークの綺麗な世界の中で、Taylorポップが全力で炸裂していく感じ、もうすごくすごく楽しい!笑。フォーキーな気持ちよさとポップのハピネスが相乗してどんどん増幅されていくのが本当に良い。メンバーの仲良しげな雰囲気が伝わってくるところも最高に萌えるし、アコギのテロテロテリンッみたいなメロディーがめちゃめちゃクセになる 笑。Reese (M2)とかBirch (M4)とかも超名曲だと思うけど、この5曲目はより一層気に入ってた。

Justin Vernon×Aaron Dessnerのアーティスティックな部分も素晴らしかったなって思う。上品なピアノのキャラをアップテンポな曲の中で活かすようなMagnolia (M12)とか意外性があってとても魅了されたし、Hoping Then (M7)なんかは私的00年代ベストサウンドアーティストのThe Booksみたいな弦楽器の音感があってびっくりした。インディーフォークのテイストではあるけど、やっぱり自由なアイディアで美しさを追求したオルタナロックなんだなって思う。いつかフェスとかでライブ観れたらどれだけ幸せだろうか。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4. Shire T - "Tomorrow's People"

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私の情緒を崩壊させる90sテクノのリメイク

 ある意味アーティストのクリエイティビティを活発化させるコロナ禍のパンデミック、Shire TことChris Davidsの場合、テクノシーンが花めいた90sクラブミュージックの傑作リメイクを生み出した...!!泣。アシッドでバリバリにエネルギーがみなぎってるレイヴをベースに、The xxやBonoboのような清楚で美的な音響エレクトロニカも取り入れたような、現代における最新のハウス・テクノのやつ。興奮がヒートアップしまくるエレクトロロック~ドラムンベース(Blue Kiss(M3))から、ハピネス栄養価の高いディスコ~フレンチタッチ(Burnin’ Jungle (M6))、さらにはJon Hopkinsタイプな叙情的ピアノのポストクラシカル要素(London. Paris. Berlin. (M7))まで...。実に多彩で多才なアルバムだと思うけど、もう本当に神曲ばっかりで...笑。そこには、音割れが生じるような昔ながらのサウンド感だったり、当時のダンスフロアへのトリップ性のワクワクもあれば、同時にモダンなエレクトロニカの豊かなサウンドメイキングを堪能するワクワクも混じってる。まるでShire Tが影響を受けたダンスミュージックに対して恩返しでもするかの如く、彼が自身の"大好きを改めて再開発して作り上げたような作品。...めちゃめちゃ大正解だと思いますーー!!笑。私的には特に、Blue Kiss(M3)、Over You (M5)、London. Paris. Berlin. (M7)の奇数番目トラックがほんとにヤバかった。先行リードトラックだったBlue Kiss (M3)なんかは、あまりにツボに刺さりすぎて発狂しちゃいそうになるのが大変で...笑。ゾーンにのめり込んでいくみたいにリスナーを凄まじくハイにさせるアグレッシブなドラムが繰り出される中、豊富なアイディアでダンスフロアをアンダーグラウンドからコスモスまで自在にデザインしていく。レイヴ・トランス系の刺激的なシンセを浴びつつ、次から次へと生じる多様なサウンドにどんどん魅了されていく感じ...。そういうのを超超超カッコいいドラミングのグルーヴで展開していくわけだから、やっぱり発狂しそうになる 笑。CFCFもそうだったけど、もしかしたら私はこういうドラムンベースの曲にめっぽう弱いのかもしれない。私が思う"カッコイイ"のマイブーム。

Over You (M5)に関しては、発狂というよりかは「うぅ...」って泣きそうになってた、、、笑。興奮を搔き立てて攻撃的に攻めていくBlue Kiss (M3)とは違う、もっと多幸感に包まれる安らぎのフィーリングを含んだハウスの感じ。ここでもShire T特有の多様で自在なアプローチがよく発揮されてるけど、Over You (M5)ではそれらの豊かさがサンプリングされてるディスコ風のカラフルなときめきに対して作用するような構造がある。泣きそうになるほど強力なハピネス、この曲もほんとに大好きすぎる。単純にハッピーなだけでなく、鳥ジャケのシックなイメージとも重なるオシャレな素敵さを持ってる。Maribou Stateの片割れである彼ならではの、現代におけるクラシカルなクラブミュージックの美的なセンスのリメイク。これはもう大傑作だって思う...!この曲も相変わらずグルーヴがヤバいけど、特に中盤で出てくる裏打ちビートのやつはテンション上がりすぎて大爆笑してた 笑。私の情緒を崩壊させるほどの傑作だということ。これは日常でもリピートしまくると思う。Shire Tほんとにありがとう。。。

London. Paris. Berlin. (M7)~Mind Game (M8)の一連も負けず劣らず素晴らしい。滴るようなピアノとソフトな金管楽器系のシンセ、そしてソウル・ゴスペル風のハートウォーミングなコーラス...。それらの幸せなフィーリングを、ダンサブルなグルーヴにのせてリスナーに胸いっぱい届けていく...。「めちゃめちゃ最高じゃん!」って思う。Blue Kiss (M3)、Over You (M5)があれだけ名曲なのに、「まだあるの?!?!泣」って感じ。ラストスパートなMind Game (M8)も最高にアがる。まさにレイヴと美的エレクトロニカのハイブリットなナンバー。ほんと、すっごい充実してるアルバムだった。あと私、鳥がものすごく好きなのだけど、この鳥ジャケも今年ベスト級に大好き。(鳥ジャケ×エレクトロニカだとLeon Vynehallとかあるよね、ありより好きかも)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3. Walt McClements - "A Hole in the Fence"

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アコーディオンのあのオーロラの光景を見て、私よく生きていられたな

 アコーディオンという楽器が持つ音色が、これほどまでに尊いものだと今までに考えることができただろうか。ジャバラの開閉による膨張と収縮の命の呼吸、サウンドが広範囲に広がっていくようなその拡張性、リスナー包み込むような包容力...。さらにはドローン的な音の特性によるサイケデリックな没入感まで。Walt McClementsの今作は、そのアコーディオンを多重的に構築した幻影的なアンビエントで、この世のものとは思えないくらいの神秘的な現実を目の当たりにするときのような、または脳が侵食されるほどの強烈なノスタルジーを喰らうときのような、あるいはそういった体験を超越した、誰も知らない秘密の世界を創造するもの。初めて2曲目のThresholds (Through a Hole in the Fence)を聴いたときは、あまりの幸せに耐えられず、もう死にたいとすら思ってしまった。気鳴楽器特有の震えるような高音の灯は、ただ音色的に綺麗というだけでなく、もっと生々しくて儚い生命的な存在感の美しさを感じさせる。さらにアコーディオンの場合はもっとクラシカルな趣を持ったキャラクターとしての上品さも強かったり。ずっと昔の頃に聞いたことがあるように懐かしくて、この上ないほど暖かくて、信じられないほど優しいサウンド。そういったものを用いながら、まるで無地のキャンパスに色を加えていくようにして、音楽のイマジネーションを私に一つずつ大切に与えていく...。なんて、なんて素晴らしいんだろう。それは、これまでに出会ったことがないほどメロディックなドローン。そしてアコーディオンによる超大作の幻想曲。初めてこのThresholds (Through a Hole in the Fence) (M2)における和音のオーロラの光景に出会ったときの感覚を振り返ってみると、あのときはよく生きていられたなと思うくらい爆発的な感動を味わったと思う。質は違うけど、レベル的に言えばPorter RobinsonのGet Your Wishのときとかと同じくらい。限界を超えるくらいの美しさ、それらの究極的な素晴らしさ。音楽の特徴的に捉えても、私の人生ベストアーティスト1位のSigur Rósに近い楽器の音を所有している。私が本当に大好きなタイプの作品だった。

ラスト6曲目のRinse (Repeat Repeat)でも、この上なく尊いアコーディオンが奏でられてた。こちらは大きく息を吸い込むようなダイナミクスとは違って、ジャバラの開閉が細かく一定に動いているニュアンスのダイナミクス。教会のパイプオルガンのような神々しさを放ちながらも、何色もの色を含んで時間変化する夕焼けみたいにとても丁寧なサウンドスケープを描いていく。それらの情景を受け取ったとき、心の奥が熱を帯びるような特別な暖かさを覚えた。まるで、私が信じたいと願う自分自身の愛を増幅させたみたいに。やっぱりとてつもなく素晴らしい。アコーディオンという楽器の音色が、まさかそういった概念にここまで直接的な影響力を持ってるとは知らなかった。ここまで暖かくて美しいものとは知らなかった。それはWalt McClementsによるアコーディオンの祈りそのもので、この世界のありとあらゆるものに感謝するような、喜びも悲しみも全ての思いを抱きしめるような、偽りのない真の祝福。アコーディオンのポテンシャルを限りなく引き出した作品、同時にアコーディオンという楽器のことがもっと大好きになる作品だって思う。

......どうしよう、Theo Alexander、Hollie Kenniff、2021年入ってから月間ベストアルバムが少し重たい感じに偏ってしまってる...笑。やっぱり、私はいつも聖なる音楽ばかり求めてるのだと思った。Rinse (Repeat Repeat) (M6)以外にもClimb (Two Times Past the Same Point in Two Hours) (M4)とかも大好きだったけど、今作においてはとにかく2曲目のThresholds (Through a Hole in the Fence)がほんとにほんとにヤバすぎる。自分でも意外なほどアコーディオンに興味が湧いたのだけど、アマゾンでチェックしてみたら約10万円だった........大富豪になったら買う 笑。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2. Phoebe Rings - "Phoebe Rings - EP"

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自分の心が美しいもので構成されていく感覚

 音楽は他の芸術と少し違って、日常の中でサクッと摂取するような形で鑑賞して、何か自分の気分を気軽にコーディネートするアイテム的な側面を持ってると思う。中でもドリームポップ・チルアウトの類は、自分の中の喜びのフィーリングがもっと活性化するような、ありったけの夢心地の気持ちよさを手に入れられる最高に最高の音楽。そんな風に、ただでさえドリームポップってだけでもう格別に素敵な音楽なのに、Phoebe Ringsはそれらのよさを覚醒させるかの如く、ドリームポップを驚異的なまでにリッチな幸福感があるものとしてグレードアップさせてる。自分の気分を素敵なものにコーディネートするという以上に、自分の心そのものがもっともっと美しいもので構成されていくような感覚...。もう嘘みたいに幸せなんだけど。。。泣。エレクトロニックピアノのふわふわした響き、オルゴール系のクリアな光沢を放つ響き、あどけなさが残るピュアで愛らしいポップなのに、ストリングスを採用したバロックポップ~クラシック的なエレガンスであったり、ジャジーR&Bの大人びたビタースウィートの味わいだったり、ポップでありながらものすごくメロウなものとして完成されてる。ボーカルCrystal Choiの歌の浮遊感・透明感も果てしない。これは本当にドリームポップ~インディーポップの神作EPだと思う。朝仕事が始まる前のちょっとした隙間時間にJanuary Blues (M2)を聴いたら、幸せの余韻の威力が半端なさすぎて業務中ずっと上の空状態になっちゃった。。。笑。精神的安定を確実にもたらすような、天国レベルの和みを叶える曲。南国リゾートみたいに最高にチルいのに、満天の星のような心に沁みまくるサウンドスケープも持ってる。一見するとヒーリングミュージックみたいになのに、ボサノバやジャズアンサンブルの楽しそうなセッションの雰囲気も醸し出していたり。それらの諸々が、私に心の余裕を最大にまで与えて、私のことを最大に満たしてくれた。もう幸せすぎて何も手に付かなくなる。それは、特に予定のないオフの日をのんびりオシャレに過ごす私の最も理想的な休日のイメージでもあるのだけど、言い換えればそれを聴けばいつでも、自分の気分を最も理想的な状態にできるということ 笑。実際、聴けば聴くほどフィーリングが無敵レベルで素敵なものになっていくのを感じてる。特に慌ただしい朝とかは、落着きのある健康的で平和的なフィーリングを強力に得られるから相性が尚ヤバい 笑。ほんと、業務のスタート前とかはすかさず再生してたと思う。

音楽のリッチな幸福感、4曲目のSpisskyもむちゃくちゃ素晴らしい。。。80s属性のシンセで特徴付けられるようなカラフルな色のフィーリングを、もっと大人びたバラードとして応用させたようなナンバー。それまで軽やかめだった印象より少し重みがあって、リッチな幸福感ももっとディープなものにレベルアップしてるみたい。もう素敵すぎて泣きそうになってしまう。後半にかけて音楽が音響的に拡大して、リスナーをさらに包み込むニュアンスが出てくるのがヤバい。天国というだけでなく、80sシンセのSFっぽいキャラの宇宙的な世界観も素晴らしいし、やっぱりオルゴールというアイディアが神がかってるなって思う。これまでに聴いてきた一般的なドリームポップより、素敵なフィーリングが何倍にも何十倍にも高密度になって詰まってる感じ。Phoebe Rings恐るべし...てかEPなのもったいなくないですか 泣(Scullcrusherと同じパターンだ)

Alvveys、Beach House、School of Seven Bells...。ドリームポップって色々あると思うけど、Phoebe Ringsの今作はタイプで言えばMr Twin Sisterとかかなって思った。考えてみると、1970年代のPat Methenyとか、40年も昔の音楽なのに想像を絶すほどる美しくて驚愕する...。きっと、Mr Twin SisterもPhoebe Ringsも、何年、何十年経とうが、決して色褪せることなく美しさを維持し続けるんだろうなって思った。...それって本当に素晴らしすぎる。(てかPat Methenyがヤバい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1. CHVRCHES - "Screen Violence"

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メインストリームのパワーを吸収しながらインディーズにも帰還する

 CHVRCHESといえば、80sリバイバルやEDMが流行する現代のエレクトロニカシーンの中で、80sリバイバルにもEDMにも属さない独自路線のエレクトロニカを開拓した奇跡的なシンセポップ。。。80sシンセのサウンドを今の時代で生きたものとして蘇らせながら、ポストEDM的な威力の高いポップスを実現したその音楽は、迫力と丁寧性の相反するような2つを見事に両立させてる。前作Love Is Dead (2018)は、インディーズからメインストリームへと躍進したことを確定させたような作風で、Never Say Dieとかマジで人生ベスト級に好きだったのだけど、今作はそれらで培ったようなド派手なメインストリーム的ポップ力を発揮しつつ、初期の頃を思い出させるインディーポップ的CHVERCHESにも帰還してるような作品、、、とてもとても傑作だと思います!!!!泣。私の人生を作ったと言っても過言ではないThe Bones Of What You Believe (2013)的なあのドキドキ感を、Love Is Dead (2018)のパワーで繰り広げるみたいなイメージ。1曲目からもうバリバリにCHVRCHESシンセが鳴りまくってて幸せすぎる...笑。ピリっと刺激的でありながら心のときめきに直接的な素敵シンセ。タイプ的にはEvery Open Eye (2015)のClearest Blueみたいに着実にダンサブルなトラックだけど、音圧もハピネスもとにかくレベルが高い...。「あ、、私は今からCHVRCHESの新作を聴くんだ」、「私は今から、CHVRCHESの新しいワールドに飛び込むんだ」ってワクワクが思いっきり触発される。もう!幸せすぎます!!笑。そこからのHe Said She Said (M2)も続けてヤバい。会場を揺さぶるような臨場感の強力なエレポップ。Lauren Mayberryのボーカルもシンセもピュアネスの塊みたいに可愛いのに、それらが迫力のある力強いサウンドとして鳴らされてる。そしてときめきが最強な上に、通常のエレポップでは考えられないようなカッコよさもある 笑。すごい、CHVRCHESすごい!何より初期の頃に近いシンセのサウンドをこうやってむちゃくちゃパワフルに聴けるのが嬉しい...!もともと大大大好きだけど、またCHVRCHES愛が再熱してきた。もうめっっっちゃ大好き、ありがとう(TT)(TT)笑。

「これはロックか、、、??」って錯覚するくらいめちゃくちゃにカッコイイViolent Delights (M4)、メロディーとシンセのコンビネーションが刺さりすぎてヤバすぎるGood Girls (M7)、ドラムのビートや音楽の感動がステージの外まで響くみたいに尋常じゃないほどグッとくるLullabies (M8)......。今作は本当に曲が最強すぎてる。なかでも個人的に1番最強だって思ったのが3曲目のCalifornia。空間を優しく染めるような透き通ったサウンドスケープが利用されてる曲。Lauren Mayberryの歌が、メロディーが、音楽のときめきが、私の中に澄み渡っていくように伝達していく。CHVRCHESの音楽のワクワクが、何かロマンチックで綺麗なフィーリングにも影響を及ぼしていくみたい。これ私ライヴで観たら目ん玉がいかれるくらい号泣すると思う。1曲目、2曲目の流れも込みで、最初聴いたときは、「ちょ、、、待って、、、、、泣泣」ってなった 笑。こんなにも心沁みる感動を持ってるのに、それらをよりメインストリーム的ポップ力でダイナミックに巨大化するからたまったもんじゃない。私の身体に感動が追い付かなくなる、今作史上最強に大好きな曲だった。夜のフェスで聴きたい...!てかCHVRCHESのライブまた観たい...!!

CHVERCHESは各アルバムでそれぞれ固有のよさを持ってると思うけど、それぞれのよさを持ち合わせたような今作は本当に贅沢な作品だなって思った。そしてロックっぽい部分も強くて、さらにカッコいいCHVRCHESの面もいっぱい堪能できたと思う。ロバスミとのコラボも◎。色々な思いが巡って、初めてThe Bones Of What You Believe (2013)を聴いたときの人生が変わるようなワクワクを思い出した。やっぱりCHVRCHES最高すぎる、大好きすぎる。またライブ観れるのをめちゃ楽しみにしてる。(応援する。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

プレイリスト

Apple Music ↓

温の「2021年8月ベストアルバム(温)」をApple Musicで

 

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その他 とてもよかったもの

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Bnny - "Everything"

Chorusing - "Half Mirror"

Ffred Vel Vett - "People Pleaser"

Formor Hero - "Footpaths"

Joy Orbison - "still slipping vol. 1"

Jungle - "Loving In Stereo"

Laura Stevenson - "Laura Stevenson"

Men I Trust - "Untourable Album"

quickly, quickly - "The Long and Short of It"

Skydeck - "Coupon"

Steve Gunn - "Other You"

Villagers - "Fever Dreams"

V.RI - "A Time To Live"

Water From Your Eyes - "Structure"

Wednesday - "Twin Plagues"