「2022年3月ベストアルバムTOP10」感想
2022年3月の最高に大好きだったやつTOP10
(コメントは過去にTwitterに投降したキャプション)
10. The Weather Station - "How Is It That I Should Look At The Stars"
Ignoranceとは異なるもう一つの場所。それは詩集のような芸術。日常的なのにどこか遠く離れていて、ふとした時の一日の余情や、季節の変わり目の風や匂いのようなものを持っていた。ピアノの光が伸びていく。彼女の想いに触れる。素朴である中に偉大なる尊さを含んでいると思う。
9. Team Me - "Something In The Making"
北欧ポップのヘヴィな超大作アルバム。素敵な曲名、鮮度の高いサウンド、そうやって細部のイメージまで心を込めて丁寧に描かれた幻想。今作は春の色に染まるような瞬間を感動的に見せてくれるような演出が多くて私的にすごくヤバかった。息を呑むほど綺麗な光景が溢れてる。もう大好きにならないわけがない。
8. Bodega - "Broken Equipment"
完全無敵なまでに鉄壁なパンク、、、キレッキレでパワフルでめちゃめちゃ傑作じゃんって思った 笑。ノイジーなエッジ、微塵もブレないビート、そして圧の効いたボーカルのパンチ力...私のテンションをガンガンにアげていく、ニヤニヤが止まらない!笑。パンキッシュ精神をシンプルに極めたからこそのカッコよさだと思う。
7. Yumi Zouma - "PRESENT TENSE"
どれだけ私の心を浄化したら気が済むの?どれだけ私を幸せにしたら気が済むの?って泣きそうなりながら聴いてた。今作好きすぎて頭おかしくなりそう。真っ白に輝くメロディー、高潔で純粋なサウンドスケープ、一つ一つがひたすらに美しい。M2とか限界まで満たされるから心臓痛くなる。
6. Nilüfer Yanya - "PAINLESS"
次世代を担うアーバンでブルージーなハイスペックオルタナ。。。私のSSWヒーローの待望の新作(TT)笑。今作は情熱的なスリルでもエレガントなメランコリーでも見せてくれた。M1,M4で興奮がヒートアップして、M6,M8で酔いしれて感動して夢中になって...。相変わらずギターがよすぎる!笑。
5. Camp Cope - "Running with the Hurricane"
エアリーな開放、センチメンタルな情緒、そして抱きしめたくなるような暖かさ。彼女達の永遠の青春。クリーントーンのギターにそれらのありったけの思いを感じて、胸がこれでもかと締め付けられる。大好きで大好きでたまらない。前作もめちゃめちゃ聴いてたけど、今作もリピりまくると思う。
4. Destroyer - "LABYRINTHITIS"
ほとばしるクリアネスとバチバチの刺激。私の命を活性化させるような恍惚と興奮のロック。M8の壮絶な感情が忘れられない。今作もう意味分かんないくらい素晴らしいと思う 泣。よりオルタナで、よりエクスペリメンタルで、新しい発見が何度もできそう。グルーヴィーな曲が物凄くよかった。
3. Maia Friedman - "Under the New Light"
彼女のフォークから私が手に入れるもの。それは初夏のぼんやりとした青空のような色。木漏れ日のような何にも代えがたい自然の温もり。そういった感覚をギュッと閉じ込めたM1だけで、もうコテンパンに打ちのめされる。大好きで大好きで本当にしんどい。彼女が愛してるものが何か分かった、それがこの上なく嬉しかった。
2. Oso Oso - "sore thumb"
彼のエモが私にとって何より特別なのは、眩しくてキラキラしてるから。突き抜けるフレッシュ、燦燦なスパーク、パワフルで元気なだけでなく、そこに自然的な恵みと情緒的な豊かさがある。もう内臓がちぎれそうなくらい好き。M1~M3の流れで感極まって、M6でとどめをさされた気がする。
1. Disassembler - "A Wave From a Shore"
得体の知れないエネルギーに癒される感覚を信じられるだろうか。何かにここまで直接的に愛されたことはあっただろうか。ストリングスとモジュールシンセのハーモニーが、この世は何もかもが美しいのだと私に力強く説いていた。私の全てを一生懸命に肯定していた。呼吸ができない。あまりの感動に、身体が耐えられない。