「2022年下半期『月間ベストアルバムTOP10』から漏れてしまったベストアルバムTOP10」感想
毎月お気に入りアルバムをまとめてた中で、月間ベストから漏れたやつ&あとあとよさに気付いたやつ&普通に見逃してたやつのTOP10(2022年下半期)
(コメントは過去にTwitterに投降したキャプション)
10. Jeanne Laforest - "Puisque les heures nous manquent"
フォーキーな原風景に映画みたいな重厚さ、息を呑む絶美を訴えるオーガニックなアンプラグドのオルタナ...もう叫びたくなるくらい好きなやつ。。。笑。固有の感性とオルタナらしい無限のプロセス、世界観の深さが感動を断固たるものにしてた。M3,M4とかがめちゃめちゃ神曲だと思う。
9. Gator Preserve - "Lrl002 - EP"
ブレイクコア的な音の粉砕、その激しさを支配するためのミステリアスなアート性、それら全て完璧に体現する超絶的にハイなダンスのグルーヴ...。こんなことされたら発狂してしまう。もう頭おかしくなるくらい素晴らしかった。今年も色々テクノ聞いたはずだけど、ここまで熱狂したやつはなかったかも...爆音であと何百回も聴きたい。
8. Polly Paulusma - "The Pivot on Which the World Turns"
フォークのカラッとした陽気の中で楽曲に込めた思いが切に響くとき。アコースティックの爽やかな恵みとダイナミクス豊かなエモーショナルさ。本気出して制作したのが伝わる、抜け目の一切ない名作だと思った。風に溶けてくようなこの音色にいつまでも恋焦がれてる。ジャケまで凄まじく好き。
7. Disheveled Cuss - "Into the Couch"
フォーキーな温熱とメランコリックな低温が優しく呼応する奥ゆかしき情感。90sインディー系の素朴と洗練が詰まった、心惹かれるようにメロディックなオルタナのやつ。私の大好きメーターが限界行ってしまう。ドリーミーでふわふわなのにロックでしっかりグッとくるとか、もう絶対最高じゃない??笑
6. Ayka - "Eleven - EP"
内に秘めたファンタジーを打ち明かすベッドルームポップのとっておきの時間。心くすぐるようなカラフルなときめきと、ローファイで僅かに色褪せた感情と、それら胸一杯になる想いを彼女と共有していく。こんなにも素敵なのかってもうコテンパンにされてた。尋常じゃないくらい名EPだと思う。
5. Jockstrap - "I Love You Jennifer B"
ジョージアのクラシックセンスとバリバリトリッキーなエクスペリメンタルスキルの反応...。ポップとしてのワンダフル力がとびきり高くて、音楽の存在が本当に心に響く。。。笑。めちゃめちゃスペシャルで大好き。音楽の感度も快楽も精巧に高めるための実験性の感じ、異質なまでに素敵だった。
4. TSHA - "Capricorn Sun"
クールなグルーヴでバチバチにカッコイイのにホットで気持ちよくてカラフルに超幸福、、、ベストから漏れて本当にごめんって思ってる(TT)笑。ビートの小気味いい快感、ピコピコ音の感光、ボーカルの乗っかり方...マジでどんだけ最高なんだろうってなってた 笑。今後の活動もずっと応援する。
3. King Princess - "Hold On Baby"
ときめきの心的影響に尊さが含まれるということの至上な悦び。。。リッチであることとポップであることが特性を落とさずに共在する作品ってほんとにほんとに大好きなの、、、笑。それらの特別さを一発で叶える翼の存在が心の奥まで焼き付いてる。M4の神さが私の中で限界超えてた。
2. Snow Coats - "If it wasn't me, I would've called it funny"
元気フルチャージのエモ/パワーポップなのにさりげなくセンチメンタルなやつってもう100%最高な気がする 笑。明るくかっ飛ばす中でクリーントーン製の風が胸に切なく吹く感じ。その爽やかでピュアなアタックがほんとにほんとにエモーショナル...!笑。全曲メロディーのフックがたまらなかった。
1. Marble Sounds - "Marble Sounds"
静寂や透明色についてのピアノ。雪の降る海の景色を見せるように、凛とした美しさのどこか北欧の世界に連れてくように、私の中の清澄な感性を限りなく深化させる。ここがこの世で私が一番行きたい場所。人生で一度は行ってみたいそこに、彼の曲で手が届く。